フェリス女学院出身のお嬢様芸人としてブレイクし、「政治を笑いでわかりやすく伝える」スタイルで注目を集めてきたたかまつななさん。
一方でここ数年は、SNSでの政治発言や年金・選挙などをめぐるコメントが相次いで炎上し、「なんでこんなに嫌われているんだろ…」と本人が嘆くほど批判の的にもなっています。 テレビ露出が減った今、たかまつさんはどんな仕事をしているのか、そして「たかまつなな炎上」とまで検索されるようになった背景にはどんな経緯があるのか、プロフィールや経歴とあわせて紹介していきます。
たかまつななのプロフィール
- 名前:たかまつ なな
- 生年月日:1993年5月5日生まれ
- 出身:神奈川県横浜市
- 肩書き:時事YouTuber/お笑いジャーナリスト/社会起業家など
- 学歴:慶應義塾大学総合政策学部、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科、東京大学大学院情報学環教育部修了
大学在学中からフェリス女学院出身のお嬢様キャラを前面に出し、「エンタの神様」「アメトーーク!」などのバラエティ番組にも出演しました。
以前はたかまつななは世間が炎上した騒がれるような立場ではなく 高学歴かつ「お嬢様芸人」というキャッチーな組み合わせが話題を呼び、“王道お笑いタレント”のポジションにいました。
芸人から社会起業家まで
お嬢様芸人として知られるたかまつななさんは、2012年に慶應義塾大学総合政策学部へ進学し、大学生活と並行してお笑いの道を歩み始めました。
翌年にはサンミュージックプロダクションに所属し、本格的に芸人として活動を開始すると、日本テレビ系のネタ番組「ワラチャン!」で優勝し、一気に地上波バラエティへの出演が増えていきます。
その一方で、たかまつさんの関心は早くから政治や社会問題にも向いていました。
2016年頃には、若者に選挙や政治を身近に感じてもらうことを目指し、自ら株式会社笑下村塾を立ち上げ、出張授業やイベントを通じて主権者教育に取り組み始めます。
さらに2018年にはNHKにディレクター職で入局することになり、笑下村塾の経営からは一歩引く形で、プロのお笑い芸人を「卒業」したと宣言しました。
このように、お笑いだけではなく「若者に政治や社会問題を伝える」という目的を明確に持ち、会社設立やNHKでの番組制作を目指すなど、かなり戦略的にキャリアを進めてきたことがわかります。
炎上した出来事はなに?
ここからたかまつななが炎上というレッテルを貼られてしまった理由や代表的な出来事を溶解していきます。
「若者よ、選挙に行くな!」
選挙啓発CMに関わったことがあり、これが大きな炎上のきっかけの1つになったと指摘されています。 挑発的なタイトルや構成に加えて、既存の海外CMとの類似点が指摘され、盗作ではないかという疑惑まで飛び出したことで、批判が一気に広がったとされています。
また、たかまつさんは「若者代表」のような立場で政治や制度について意見を発信することが多く、その語り口が「上から目線」に聞こえてしまう場面があったと分析する声もあります。
年金改革をめぐる炎上
最近のたかまつななが炎上している中でも、とくに大きく取り上げられたのが年金改革をめぐる発言です。 たかまつさんは厚生労働省の社会保障審議会・年金部会の委員を務めており、その立場からXで、高所得の会社員を対象にした厚生年金保険料の上限引き上げ案に賛成する姿勢を示しました。
投稿では、年収798万円以上の層に追加の負担を求める案などに触れており、「若者代表なのに高所得者いじめではないか」「現実がわかっていないのでは」といった批判が、一気に広がったと報じられています。
加えて、年金改革のように利害が複雑に絡むテーマは、どの立場を取っても必ず反発が出るテーマがゆえに仕方のない事なのかもしれません。
そのため、たかまつさんの発言も「制度を持続可能にするための提案」として支持する声と、「負担を押しつけられる側の痛みがわかっていない」と感じる人の反発が同時に噴き出し、拡散とともに批判が集中しやすい状況になっていたと言えそうです。
たかまつななの現在の活動内容
たかまつななが炎上になったキッカケでもある活動内容をまずは紹介していきます。
笑下村塾設立
たかまつさんは株式会社笑下村塾を立ち上げて、全国の学校や自治体をまわりながら、出張授業や講演を行っています。お笑いを交えた授業で、政治や選挙に苦手意識がある若者にも「ちょっと聞いてみようかな」と思ってもらえる空気づくりを意識しているのが特徴です。
SDGsと主権者教育の授業
SDGsや主権者教育をテーマに、「笑って学ぶSDGs」「笑える!政治教育ショー」などの企画を各地で展開しています。堅くなりがちな社会課題をネタやクイズに変えて、とにかく笑いながら考えてもらうスタイルで、学校だけでなく企業研修でも呼ばれることが増えています。
時事YouTuberとして発信
時事YouTuberとしては、国会の動きや教育現場の課題などを題材にした動画をコンスタントに配信しています。炎上しやすいテーマもあえて取り上げつつ、自分の意見だけでなく現場の声を紹介することで、「政治って意外と自分ごとなんだ」と感じてもらえるよう工夫しています。
お笑いジャーナリストの顔
お笑いジャーナリストとして、テレビ番組やイベント、シンポジウムなどでコメントや司会を担当する機会もあります。専門家だけが集まる場だと空気が重くなりがちなテーマでも、たかまつさんが間に入ることで、視聴者や参加者が質問しやすいムードになっていくのが持ち味です。
大学の非常勤講師
大学の非常勤講師として、メディアと政治の関係や情報発信の難しさについて講義を行うこともあると紹介されています。現場の取材経験や炎上したときの失敗談なども織り交ぜながら、「どうすれば伝わるのか」「どこで誤解が生まれるのか」を学生と一緒に考えるスタイルが特徴です。
まとめ
たかまつななさんは、フェリス女学院出身のお嬢様芸人としてテレビで人気を集めた後、社会起業家・時事YouTuber・お笑いジャーナリストとして活動の軸を政治や教育へと移してきました。メッセージ性の強い企画や、年金改革をめぐる発言などが議論を呼び、「たかまつなな炎上」と繰り返し話題になる存在となってしまったようです。
現在は、テレビ露出こそ減っているものの、株式会社笑下村塾やYouTubeなどを通じて、学校・自治体・企業と連携しながら政治やSDGsを伝える活動を続けており、賛否を浴びながらも「政治を身近にする」という自身のビジョンに沿ったキャリアを歩んでいるのではないでしょうか。これからもどんな発言がでるのか注目ですね。









