皆さんは夏の定番でもある麦茶はお好きですか?
ミネラルが豊富で、暑い季節の強い味方であります。
キンキンに冷たくしてガブガブ飲んじゃいますよね。(笑)
しかし、いくらお茶と言っても飲み過ぎは禁物です。
実は『太る』とか『浮腫む』という噂も・・・??
そこで今回は、飲み過ぎると太る可能性があると言われている麦茶の正体について
ご紹介させていただきます。
麦茶の飲み過ぎは太るって本当?むくみやすくなるの?ダイエット時のデメリット
麦茶の飲み過ぎは太る・・?
結論!!
『太る』ではなく『太りやすくなる』が正解です。
一体どういうことなのか?次に説明していきます。
実は、麦茶には身体を冷やす作用を持っています。
その麦茶にさらに氷を入れてキンキンに冷やした状態でガブガブ飲むと、
さらに身体が冷えてしまいますよね。
その結果、身体が浮腫んで代謝が悪くなる(太りやすい身体になる)ことに繋がります。
- 身体が常に冷えると血の巡り+水分の巡りが悪化
- リンパ管や血液中から水分が漏れ出す(水分過多)
- それが溜まる=浮腫
つまり、キンキンに冷えた麦茶を飲みすぎるのはダイエットに逆効果であるということがわかります。
麦茶の飲み過ぎの対処法は?上手な飲み方は?
ではどうやって麦茶を飲んだら良いのでしょうか?
- 冷やしすぎない(暖かいor常温)
→浮腫以外にも、下痢や腹痛に繋がる可能性があります。
- 一気飲みしない
→浮腫以外にも、吐き気や嘔吐に繋がる可能性があります。
- 食事中に飲まない
→食事中は胃酸が薄まってしまい、
胃が弱い方は消化不良を起こす可能性があります。
※食べ物を消化するには胃酸の力が必要です!!
また、市販の麦茶を飲む際は追加で注意しなければならないポイントがあります。
それは成分表示についてです。
一般的に、麦茶には糖分はほとんど含まれていません。麦茶は、麦芽や麦の実から作られる飲み物で、砂糖などの甘味料を加えずに作られることが多いため、自然な甘みしか感じられません。
しかし、市販の麦茶には、添加物などが含まれている場合があります。そのため、製品の成分表示を確認することが重要です。
麦茶を飲むメリットはなに?
では、麦茶を飲むとどんなメリットがあるのでしょうか?
調べてみました!
貧血予防
貧血対策に不可欠な鉄分は、コーヒーや紅茶、緑茶に含まれるタンニンによって、吸収が阻害されてしまうんです。しかし、麦茶にはそのタンニンが少ないので貧血対策の邪魔にならないのです。
胃痛を抑える
麦茶の原料大麦は、胃の粘膜を保護し、炎症を抑えてくれる効果が期待されています。
胃の調子がおかしいときや、夏バテで胃に不快感を感じた場合は麦茶を飲むのがおすすめです♪
冷えた麦茶で胃に負担をかけないよう、常温の麦茶をがいいかもしれません。
妊婦のつわりを抑える
麦茶はすっきりした味わいで、つわり中でも比較的飲みやすい飲み物なのではないでしょうか。
緑茶や紅茶と違い、ノンカフェインなので、妊娠中でも安心して飲むことができます。
更に、麦茶に含まれるカリウムは体内の塩分と水分を調整してくれ、妊婦に起こりがちなむくみの改善にも効果があると言われているんだとか!
体を冷やす
麦茶の原料大麦には、体を冷やす働きがあると言われており、熱中症対策に効果があります。
麦茶には多くのカリウムが含まれており、尿と一緒に熱を体の外へ放出し、体温を下げてくれるんだとか。
汗を大量にかく夏でも安心して飲むことができますね!
利尿作用
麦茶には多くのカリウムが含まれており、カリウムには利尿作用があると言われています。
しかし、強い利尿作用ではないので、体が水分不足になるほどはありません。
麦茶にはミネラルも豊富に含まれている為、体から流れ出た水分やミネラル分を補うこともできます。
冷え性改善
麦茶には血流を良くする「ピラジン」という成分も含まれています!
冷えは血流の滞りが原因と言われていますので、長期的に麦茶を飲む事で、冷え性改善に繋がるかもしれません。
ここでもやはり、冷えた麦茶ではなく、常温の麦茶をがいいかもしれません。
虫歯の予防
麦茶はむし歯や歯周病の原因となる菌類などの生成や固着を予防する働きがあるんだとか。
虫歯の原因菌の生成を妨げる働きがあり、虫歯を予防することができるそうです。
麦茶を飲んでいれば、虫歯になりにくい口内環境を作ることができるということですね!
便秘改善
麦茶の原料大麦には、水溶性食物繊維と、不溶性食物繊維がバランス良く含まれています。
豊富な食物繊維が胃腸の働きを活発化させ、便を排出しやすくしてくれるので、便秘解消に役立つというのです。
麦茶は太るって本当?飲み過ぎはダイエットに良くない?デメリットについてまとめ
今回は「麦茶の飲みすぎは太る?むくみやすいというのは本当?」についてご紹介しました。
まとめると以下のようになります。
- 麦茶の飲み過ぎ=太るではなく、麦茶の飲み過ぎ=太りやすい身体になる
- 身体を冷やしすぎて浮腫やすくなる
- 麦茶はタンニンが少ないので貧血予防になる
- 麦茶の原料大麦には胃の粘膜を保護し、炎症を抑えてくれる効果がある
- ノンカフェインで飲みやすく、妊娠中の方も安心して飲める
- カリウムで利尿作用、ピラジンが冷え性対策になる
- むし歯や歯周病の原因となる菌類などの生成や固着を予防する働きがある
- 食物繊維も豊富で便秘解消に役立つ
麦茶にこんなにメリットがあるとは知りませんでした!
最後までご覧頂きありがとうございました。