『18/40』のドラマが炎上した理由は?女性視聴者が激怒って本当?

『18/40』のドラマが炎上した理由は?女性視聴者が激怒って本当?

2023年に放送された『18/40』というドラマが炎上しています。『18/40』は、深田恭子さんと福原遥さんのダブル主演で放送されたヒューマンドラマ。主人公2人の女性たちのシスターフッド(女性同士の絆)と、それぞれの恋愛模様を描いた内容で、テーマが視聴者に刺さりやすいと注目を浴びていました。しかし、一方で『18/40』のドラマは炎上もしています。なぜ『18/40』のドラマが炎上につながってしまったのか、調査してみました。

目次

『18/40』ドラマはなぜ炎上?

『18/40』のドラマが炎上した理由は複数ありました。本作は、ダブル主演を務めた深田恭子さんと福原遥さんの絆を描くドラマということもあり、特に女性視聴者の心を掴むシナリオになっていました。しかし、設定やテーマが一部の女性視聴者から反感を買う結果になってしまったのです。女性視聴者が激怒し、『18/40』のドラマが炎上してしまった理由について掘り下げてみましょう。

『18/40』ドラマ炎上理由①価値観が古い

『18/40』のドラマが炎上した理由は、ドラマのテーマにもなっている価値観が古いことです。まず、主演の1人である深田恭子さんの役どころでもある、10年間も恋愛から離れているバリバリのキャリアウーマン。「もうすぐ40歳なのに恋愛初心者」「オトナ未満女子」というキャッチコピーに対し「結婚や出産をしていないと半人前なのか?」という批判が殺到しました。多様性が求められる時代にそぐわないテーマだったようですね。

『18/40』ドラマ炎上理由②オジサン目線の脚本

『18/40』のドラマが炎上した理由は、オジサン目線の脚本だと言われていることです。具体的に以下の設定やシナリオが、女性を軽視している男性が考えたものではないかといわれているのです。

  • 「オトナ未満女子」「オトナ初心者」というカタカナ表記
  • 未婚の妊婦やアラフォー独身女性を「半人前」とする表現

女性をターゲットにしたドラマであるにもかかわらず、このような境遇の女性を揶揄するようなキャッチコピーや設定があったことで、女性視聴者を不快にさせてしまったようです。

『18/40』ドラマ炎上理由③深田恭子さんの役柄

『18/40』のドラマが炎上した理由は、深田恭子さんがバリバリのキャリアウーマンを演じたことです。深田恭子さんは持ち前のおっとりした雰囲気を活かし、これまでキャリアウーマンとは対照的な役柄を演じることが多かったですよね。しかし、今回は恋愛から遠のいているキャリアウーマンということで「イメージに合わない」「番宣ポスターの表情がキャリアウーマンに見えない」などという批判の声が寄せられています。

『18/40』ドラマ炎上理由④エンタメ性のある対立構造

『18/40』のドラマが炎上した理由は、福原遥さん演じる「18歳で子どもを産むことになった女」と、深田恭子さん演じる「40歳なのに子どもを産んだことがない女」の対立構造を、ドラマの中のエンタメとして描いてしまったことです。まだまだ、結婚や出産をしないと女性として一人前ではないという構造を、シスターフッドという一見美しい設定に紛れて描いてしまったことで、傷ついた視聴者もいたことでしょう。

まとめ

『18/40』のドラマが炎上した理由を調査しました。女性として、男性としてあるべき姿を描くというのは、いつの時代にも批判的な声があるものです。『18/40』のドラマが炎上したのも、令和という多様性を認められ始めている時代にそぐわない設定だったことが原因でした。ドラマは人の人生を描くのでセンシティブな設定もあると思いますが、『18/40』のドラマは女性視聴者の間で炎上する結果となってしまったようですね。今後放送されるドラマのシナリオが時代によって変わっていくのか、注目が集まります。

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